口の中でグジャッとなった一年前のアレ

不愉快な食感の食べ物ってあるだろうか?
俺は以前、『とても不愉快』というか
奇妙な食感を体感した事がある。
俺は今まで、あんな食感の物を口にした事がない。
というか、二度とあの感触は体感したくないと思っている。

話は今から約5年前にさかのぼる。

俺の家から歩いて3分ほどの所に、とある商店がある。
その商店の前には自動販売機が何台か置いてある。
酒、たばこ、ジュース。
そして、なぜか『ガムの自動販売機』もあるのだ。

『そんなの見た事ないよ』って方のために
画像を掲載しようかと思ったが、
割と不名誉な話題なので控えさせていただきます。
良かったら画像検索してみて下さい。
そのガムの自動販売機というのは、
ロッテの『グリーンガム』の包装と同じデザインの自動販売機です。
よそではあまり見かけませんが、
今回の話題のガム自動販売機は健在です。

で、本題。

約5年前の初夏だった。
駅からの帰り道、ふと目に入ったそのガムの自動販売機。
デザインも面白いし、ちょうどガムも欲しかったので
深く考えずに購入した。
俺が買ったのは『キシリトールガム』だった。

家に着いてから、早速食べようと開封し
一つ口に放り込んだ。
噛むと同時に、全身『ゾワ〜ッ』ってなった。
いやもう、ホント。

そのガム。
硬い砂糖(砂糖と言っていいのか?)でコーティングしてあるので、
俺の感覚としては、噛んだら『プチッ』っていうか
『カリッ』っていうか、そういう食感が来ると思っていた。
しかし、その時は違った。

口に入れて噛んだ途端、『グジャッ』っていう食感が…。

上手く表現できないが、なんかもう『グジャッ』って。
いや、『グジュッ』かな。
いやいや、『ボショッ』っていうか。
…ダメだ!上手く表現できん!(落ち着け、俺!)。
いやまぁ、アレだ。
とにかく不愉快な食感だったのだ。
で、その思いもよらない食感に全身『ゾワ〜ッ』って(笑)。

そしてその『グジャッ』っていう食感の後、
口の中のガム(であるはずの物体)が、
ボロボロと崩れ落ちていくような感じで気持ちが悪い。
『なんじゃこりゃ!?』と、思わず吐き出した。

何が何だか分からない俺。
これは確実におかしいと思い、何気にガムの賞味期限を見た。
同時に笑ってしまった。

賞味期限から、さらに一年以上が経過していた。

しかもだ。
コンビニやスーパーなどの空調が整った所ではなく、
自動販売機の中という環境での一年超過。

例のガムの自動販売機の内部に
どのような品質保持機能が備わっているかは俺には分からんが、
通常の保存よりはあまり良くないかも知れない。
真夏でも、直射日光にさらされてるもんな。

『これは無いわ』と思った俺。
二個目三個目とガムの個包装を開けて、指で押さえてみる。
ガムは簡単に、まさに『ボショッ』と崩れるように潰れた。
結局、その賞味期限一年超過のガム。
恐らく中身は、全部ボソボソになっているのだろう。
もう食べられないと思った俺は、それを捨てようと思った。
しかし、どうも釈然としない。

『ガムの代金を損した』という事が不満だったのではない。
ただ、商品の入れ替えを業者に任せているのか、
あるいはその商店の人が管理しているのか分からないが、
どうして一年以上も賞味期限を超過するほど
放置しているのだろうか?

その『管理意識』の低さというか、
『自分が関係している物事に対する意識の薄さ』というのが
俺は納得行かなかった。

しかも、このまま放っておけば
次の『被害者』が出るかも知れない。
恐らくそのガムの自動販売機の中の商品は
全てとんでもない事になっているに違いない。

もう黙って放っておこうかと思ったが、
それも気が引けたので、やはり連絡しておく事にした。

賞味期限一年超過のガムを持って、
そのガムの自動販売機を置いている商店へ。
自動販売機で買った物なので、レシートも何も無い。
そこで購入した事を信じてもらえるか定かでは無かったが、
何か言われたら自販機の中を開けて見れば
分かるだろうと思った。

店の人に、賞味期限一年超過のガムを見せて
事のいきさつを説明した。

賞味期限が一年以上超過している事を確認すると、
すぐに謝って、さらにガムの代金を全額返却してくれた。
対応は決して悪くは無く、丁寧に応対してくれたし、
すぐにガムの自動販売機の中の商品を
全て確認すると言ってくれた。

こういう時、対応が丁寧で誠意を感じると
むしろ逆に好感を持ってしまったりするよな。

俺は、店の人に代金を返却してもらった事への
お礼を告げて、商店を後にした。

その後も、その商店の自動販売機は利用しているが
ガムの自動販売機だけは、いまだに利用できないでいる(笑)。
あの、賞味期限一年以上超過のガムの
『グジャッ』っていう食感が忘れられず、
軽いトラウマ的なものになっているのかも知れない。

ただ、他の所で買ったガムは普通に食べられるので、
それはさほど大きな問題ではない。

それにしても。
俺は、賞味期限ってあまり気にしない方だ
(今は消費期限って言うのか)。
生ものはさすがに怖いが、
たいていの物は少々消費期限が過ぎていても
食べても平気だと思っている。

しかし、いくらなんでも一年以上超過はキツかった(笑)。
今思い出しても、あの『グジャッ』って食感は
結構気持ちの悪いものだったからなぁ。
恐らく、俺の人生において最初で最後の経験だと思う。
っていうか、そうであって欲しい。

消費期限一年以上超過は、もう勘弁してくれ!


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