俺的オリジナル漫画制作用品〜下描きの下描きにはコレ〜

漫画の制作には様々な道具を使用するが、
作業台をはじめ、俺は結構手作りの物を使用する事が多い。
今回は『下描きの前の下描き』、
いわゆる『ネーム』という物をする時に
使用している物について書いてみようと思う。


下描き前の下描き(いわゆるネーム)

これ、第19話の『下描きの前の下描き』だ。
あくまでも個人的な考えなのだが、
俺は素人なのに、専門的に『ネーム』と呼ぶのが照れ臭くて
いつも『下描きの前の下描き』と呼んでいる(笑)。
変な所で照れ屋の俺。

見ての通り、この段階では恐ろしく雑だ(笑)。
コマごとの構図やセリフに加え、
欄外などに注意書きなども書きこんである。
今見ても、我ながら雑だ…。
しかし、まだまだ下描きの前の段階なので
これぐらいでいいと思っている。

この『下描きの前の下描き』。
以下のような紙に描いている。


専用の紙

これは、ただ単にA4サイズの紙に
同じくA4サイズの原稿用紙のトンボ(目印)や、
ごく簡単な枠線を印刷した物だ。
いつもコンビニで100枚ぐらいコピーして
常備している。

以前は普通のノートに描いていたのだが、
ページごと差し替えたい時に不便だ。
話としてまとまってからも
後からごっそり変更する事が多い俺。
その時に不要なページを差し替えられるので
便利なのだ。

それならノートではなく『ルーズリーフ』など、
バインダーで一枚ずつ綴じられる物に
すればいいのではないか、という事になるが
俺はルーズリーフの、
綴じるためのあの穴が気に入らない(笑)。
妙なこだわり大爆発!

もっと極端に言えば
白紙のA4の紙に描いてもいいのだが、
それでは後から原稿用紙に作画する際に
感覚がつかめない。
なので、わざわざ原稿用紙に近い状態の
トンボなどの簡単な線を引いてあるというワケだ。

で、このオリジナルの『下描きの下描き用紙』。
何がいいかと言うと
原稿用紙に作画する時に楽なのだ。

作画するA4サイズの原稿用紙と
全く同様のサイズ(原寸)で
『下描きの前の下描き』を描いてあるので、
原稿用紙のサイズとのギャップが無い。

以前、B5サイズのノートに
『下描きの前の下描き』をしていた時は、
サイズの原稿用紙より
小さく描いてしまっているので、
後から原稿用紙に作画する際に
非常に違和感を感じて作画しにくかった。
…そういった症状は
俺だけなのかもしれないが(笑)。

ただ『下描きの前の下描き』をする為だけに
コピーしてこの専用の紙を作ると
コストとしては高くついているのだろうが、
今ではもう、これ以外の方法で
『下描きの前の下描き』を行う気になれない。

他の紙やノートなどでも
やってやれない事はないとは思うが、
原稿用紙への作画の段階を考えると
やはりこの紙で『下描きの前の下描き』をするのが
俺個人としてはとても楽なのだ。

…それにしても。
もちろん漫画の話の数だけ、原稿と同様の枚数分
この『下描きの前の下描き』が生まれる。
結構な枚数になってきたが、
俺はどうしてもコレが処分できない。

後から読み返してみると、
作品制作に関する細かい書き込みがされており
その時の状況が思い返されて
何だか面白いのだ。

時々、何を考えていたのか分からない
謎の書き込みもあるが、
その時の心理状況や脳内世界を
思い返してみるのも楽しいものだ。

この乱雑な殴り書きの『下描きの前の下描き』でも
俺にとっては思い出の一つなんだよなぁ(笑)。

一種のストレス回避手段

今回は、俺が個人的に
漫画の制作に欠かせないと思っている一品を紹介。
コレがないと、ホント困っちゃうよ。


消せるカラー芯0.5[ミントブルー]その1

三菱uni
『消せるカラー芯0.5』ミントブルー
(10本入200円)

シャーペン用の青い替え芯なのだが
その名の通り、消しゴムで綺麗に消す事ができる。
今やコレが無いと困る一品。


消せるカラー芯0.5[ミントブルー]その2

通常の黒い芯より単価が割高なのが難点だが、
この使い勝手と性能を考えれば
決して高くはないと思える。

漫画制作の上でどのように使うのかというと、
枠線と吹き出しの下描きに使っている。

下描きの前の下描き(いわゆるネーム)をして
話の流れとコマ割りが決まった後、
まず原稿用紙に、この消せる青芯で
各コマと吹き出しのみを下描きする。
その後、普通にシャーペンの黒芯で作画するのだ。

なぜコマと吹き出しだけ
この青芯で描くのかというと、
それは『消しゴムかけの手間を少しでも省くため』だ。

基本的に楽しくてしんどい
略して『たのしんどい』漫画制作作業だが(笑)、
数ある作業の中でも俺が最も苦手とする作業がある。
それが『消しゴムかけ』だ。
俺はとにかく、消しゴムをかける作業が好きではない。

消しゴムかけの作業は割と重労働だ(と思う)。
俺は筆圧が高いので、下描きの線を消すのに
しっかりと力を入れて消さないと
線が綺麗に消えない時がある。
夏場などは、消しゴムかけの枚数が多いと
大汗をかくほどだ。

だから、そんな消しゴムかけの作業を
少しでも楽にしたい。
何か手段はないかと思案した末
辿り着いたのがこの『消せるカラー芯』だ。

極めて薄い青色の線は、原稿をスキャンしても
画像として読み取られない。
消しゴムをかけずに残しておいても
線として認識されないのだ。

あまり濃く描くと
スキャンした時に写り込む事もあるが、
フォトショップで調整すれば簡単に消せる。
ほとんどの場合、スキャンしても
青い線が取り込まれる事はない。

これで吹き出しやコマの部分は
消しゴムをかけずに済む。
たったそれだけのささいな事が、
消しゴムかけのストレスをかなり軽減している。

薄い青色であれば
別にこの消せるカラー芯を使わなくても、
色鉛筆の水色で代用すればいいのでは
と思われるかも知れない。

しかし、色鉛筆は綺麗に消せない。
それに使っているうちに先端が丸くなり
線が太くなって行くのが気に入らない。
このカラー芯なら、
いつも一定の細い線を保つ事ができる。

で、それならいっその事
消しゴムかけを一切しなくてもいいように
作画自体もこのカラー芯で
やればいいのではないかと考えたが、
実際にやってみて断念してしまった。

俺の下描きは、すさまじく不要な線が多い(笑)。
薄い青色だとどれが主線かわからなくなり
ペン入れができない状態に。
しかも、カラー芯で描いた下描きの上をペン入れすると
やけに滑りが良すぎて描きにくいのだ
(気のせいかもしれないが…)。

以上の理由から、作画までカラー芯で行う事は
俺的に不可能であると判断。
もし、それができていたら
消しゴムかけの作業を一切しなくて済むので
もっと楽になったんだろうけどなぁ…(遠い目)。

いやはや。
何はともあれ、消しゴムかけも
漫画制作の過程の一つではないか。
『好きではない』などと言わずに
地道にやるしかないなぁ。

この消せるカラー芯の愛用者が
どのぐらい存在するのかは分からないが、
製造終了にならない事を
心底願っている俺です(笑)。

人間は『忘れる』生きものだ。

趣味でオリジナルの漫画を制作しているにも関わらず、
漫画制作関連の話題が少ない当ブログ。
たまには漫画制作に関する話でもしてみようかと思う。
今回は、俺が漫画制作に必要としている物について。


登場人物イラストのファイル

これは何かというと、登場人物のイラストを印刷して
クリアファイルにまとめた物だ。
もちろん、全登場人物分ある。

これがどうして漫画の制作に必要なのか。
それは、俺が登場人物のデザインを『忘れる』からだ。
なんという頼りない俺の記憶力(笑)。

いくら自分で考えたものとは言え、
服装や細部のデザインを忘れる事もある。

作画中に『ポケットどっちに付いてたっけなぁ』だとか、
『髪型どんなんだっけ?』などと
真剣に考え込んでしまう事もしばしば。
かなり深刻な忘れっぷりを発揮(笑)。

で、あまりにも頻繁に忘れるため
分からない時にはすぐに確認できるように
全ての登場人物のイラストを印刷して、
クリアファイルにまとめてみた。

これが思った以上に便利で、
『あれっ?』という時にはすぐに開いて確認できる。
イライラしなくて済むようになった。
もちろん、すぐに確認できるので
作業時間の短縮にもつながる。

しかし、それでもやっぱり
服装のデザインを間違えてしまう事もある。
あまつさえそのまま公開してしまった事も(笑)。

趣味で制作している漫画だ。
作画ミスぐらい、別にそんなに問題では無いのだが
『デザインを忘れてしまった』という自分自身に
何だか腹が立ってしまうのだ。

何はともあれ。
しょっちゅうこのファイルを開いては、
服装や髪形の確認をしながら
漫画の制作を進めている俺です。

いいんだ。
きっと忘れた分だけ、代わりに何かを覚えているんだ。
…そうだ。
そういう事にしておこう、俺よ(笑)。

漫画制作に欠かせない一品

漫画の出来はどうあれ、使用する道具にはこだわりがある俺。
今回は『これが無いと困る!』という一品について。

以前から当ブログでも何度か話題にしているが、
俺は『手汗』がスゴイ。

なんかね、もうね。
いつも手のひらが『べた〜っ』としているのだ。
紙とかはもう、俺の手汗で秒殺だからね(笑)。
紙の上に素手を置いていると、
何だかじと〜っとして、後から筆記しにくいぐらいだ。

だから漫画の制作時には、白い手袋をしている
何かの鑑定士みたいで笑えるぞ、俺っ!
でも、そうしないと原稿用紙が手の湿度で湿るのだ。

俺がそこまで神経質になるのには理由がある。

手の湿度で原稿用紙が湿るだけではなく、
後からペン入れする際に、皮脂のせいでインクをはじいたり
変ににじんだりするのだ。
どんなに新しいペン先でも、これには勝てない。
グダグダの線がさらにグダグダになってしまう。
それが嫌なのだ。

なるべく原稿用紙に触れないように心掛けている俺。
消しゴムのかすを手で払うなど言語道断。
絶対に手で払わない。

そこで大変便利なのが『製図用ブラシ』だ。


漫画の制作に欠かせない製図用ブラシ

これは、俺が長年愛用してきた製図用ブラシだ。
とは言え、7年間のブランクがあるので利用頻度は若干低いが
『サトルと微妙な仲間たち』を制作するようになってからは
連日フル稼働だ。

何やら四角い、黒いものが貼ってあるのは
俺が自分で貼った『滑り止め』だ。
傾斜のついた作業台の上で、
置いた時に滑らないように貼り付けた。

この製図用ブラシ。
手で払うよりも、消しゴムのかすやゴミが綺麗に取れる。
もう10年以上前に購入した物だが、
その使いやすさと性能の良さから愛用してきた。

しかし、最近では毛も抜け
ブラシそのものにコシが無くなってきたように思う。
そろそろ新しい製図用ブラシを購入しようかと検討し、
色々と探す内にこんな物を発見した。


ドイツ・FABER-CASTELL社の製図用ブラシ

これもれっきとした製図用ブラシ。
ドイツの画材の老舗『FABER-CASTELL』社の製品。
ドイツかぶれ発症中の俺には嬉しい一品ではないか。

手頃な価格と、自然素材の風合いやデザイン性。
そしてやっぱり『ドイツ製』という事がツボにはまり
迷わず購入を決めた。


FABER-CASTELLのロゴがたまらん

『FABER-CASTELL』の文字がいい感じ。
もう、コレだけでも妙に嬉しい。
俺って我ながら単純な奴だよなぁ(笑)。


ボリュームのあるブラシ

毛足もしっかり、ボリュームたっぷり。
これなら原稿用紙の上の消しゴムのかすやゴミを
キレイさっぱり払い落してくれる事だろう。

実際に使ってみると、その良さが実感できた。
思っていた以上に使い勝手がいい。

コシのある毛はどうやらヤギの毛らしいが
軽く払うだけで、細かい消しゴムのかすも綺麗に取れる。
丸い木の持ち手は手になじむし、
自然な感じが何だか落ち着くのだ。
長く付き合って行けそうな一品と出逢えたと、満足している。

購入者の感想などを見ていると
あえて製図用ブラシとして使わず、
パソコンのホコリ取りや、机や部屋のちょっとした掃除など
様々な利用方法で愛用している方々もおられる様子。

これまでに使用してきた物も、10年以上愛用したのだ。
この『FABER-CASTELL』社の製図用ブラシも
今後長く愛用して行けるに違いない。

こういった素敵な一品が手に入ると、
更に漫画の制作意欲が湧くというもの。
これからも楽しく漫画の制作ができそうだ。

…それにしても。
何とか手汗をおさえる方法は無いものか(遠い目)。

【今回の内容に関連する話】
手をにぎっちゃイヤン!(手汗のせいでアレを受け取るのが怖い…)
ありがとうでは伝えきれないありがとう。(7年間のブランクの件)
これは絶対に親父の影響だ(親父の遺伝子大爆発!ドイツかぶれ発症!)
無いなら作れ!俺の『サベ度』!(俺お手製の漫画制作用傾斜版)

こだわりの中年!(意味不明)

オリジナル漫画のサイトを運営している割には
漫画制作に関連する話題が少ない(と思われる)このブログ。
たまには漫画制作に関する話をしてみようと思う。

ちょうど先日、とある質問をいただきました。
質問を下さった方には個別にお返事差し上げましたが、
それについて話そうと思います。

いただいたのは
『漫画は何に描いているんですか?』という質問。



…一瞬ひるみました(笑)。
いやいやいや、いい意味で。

『何に描いているんですか?』という質問が
あまりにも俺のツボにはまってしまい、つい爆笑してしまった。

『何に』と言われると、もちろん『紙』なのですが
(ここで俺が『食パン6枚切りに描いてます』とか言ったら驚くよな)、
恐らく『どんな種類の紙に描いているんですか?』
という質問なのだと考え
その方には俺が使用している原稿用紙の種類を
お知らせした次第です。

で、俺が使っている『紙(原稿用紙)』。

それは、IC(アイシー)というメーカーの
漫画原稿用紙・A4判・135kgです。

あらゆる原稿用紙を試した結果、最終的に行き着いたのが
この『IC(アイシー)』の、漫画原稿用紙・A4判・135kg。
特に珍しい商品でもないので
画材店へ行けば取り扱っていると思います。
価格は、メーカー希望小売価格・630円(税込)です
(2009年10月現在)。

画材店にある原稿用紙を、種類があるだけそれぞれ購入し
下書き・ペン入れ・消しゴムかけ・トーン貼りなどの一連の作業を行い
最も使いやすいと思う原稿用紙を探した俺。
結果、俺に一番合っていると思ったのが
上記の原稿用紙というワケだ。

『何がいいのか』と言えば、
やはりペンでの描画が行いやすいと思った事。
シャーペンによる下描きも、理由はよく分からないが
一番描きやすいと感じた。

しかし、俺がこの原稿用紙を気に入っている一番の理由は
『周囲の表記がシンプル』である事だろう。

漫画の原稿用紙は、周囲に目盛りや
断ち切り線(製本の際に断裁する位置)
作品のタイトル名やページ数記入欄など、
制作をスムーズに行えるように様々な表記が施してある。

コマ割りの際などにも便利なのは便利だが、
その表記があまりに多い物や、それらの色が濃いもの。
そういった原稿用紙は使用していると落ち着かないのだ。

その点、この『IC(アイシー)』の漫画原稿用紙は
周囲の表記がとてもシンプルで、
文字や目盛りの色も極めて薄〜い水色だ。
一見、ただの真っ白の紙かと思うほど無駄な表記が少なく
とてもスッキリしている。

だからと言って、機能性が足りないのでは無く
俺が求める最低限の機能は果たせる。
そのバランスがとても良くて気に入っている。
今となっては、この原稿用紙以外の物では
漫画の制作は難しいと思うほどだ。

ペン先は『少数派(らしい)』俺だが、
恐らくこの原稿用紙は、利用者が多いと思われる。
製造終了になるような事は無いだろう。

以上。
素人が趣味で制作している漫画ではありますが、
原稿用紙にはこだわっている俺です。

ちなみに、あくまでも俺にとってはとても使いやすく
お気に入りの原稿用紙ですが、
人それぞれ使用感には個人差があります。
俺の意見は、どうかご参考までに…。

【今回の内容に関連する話】
タチカワGペンよ、永遠に!頼むから!(俺は少数派なのか?)

ザザザザザッパ〜ン!

漫画の制作に無くてはならない物。
使い慣れた道具類はもちろんだが、それ以外にもう一つ。
それは『音楽』だ。
漫画の制作の時に限らず、日々の生活の中でも
『音楽』は必要だと思う。

『音楽』が無いと漫画を描けないという事はないのだが、
制作する上でやっぱり音楽が無いと寂しい。
しかし、音楽があってはならない場合もある。
どんな場合に音楽が不要なのか。
それは『漫画の案を練っている時』だ。

いわゆる『下描きの前の下描き』で、
一般的には『ネーム』や『プロット』と言われている、アレだ。
俺は素人だから、プロっぽく言うと気恥ずかしいので
いつも『下描きの前の下描き』と言っている(笑)。

その『下描きの前の下描き』の時には、音楽などもってのほか。
周りで会話などをされるのも耳障りだと感じるほど
『音』を必要としないのだ。

頭の中で断片的に散らばっている
物語のかけらを一つずつ拾い集めて、
一つの流れになるように整理し、肉付けして整えて行く。
重要なコマや描きたい場面を、納得できる状態で描けるように
ページに上手く収まるように考えてコマ割りをして行く。

漫画制作の一連の流れの中で、一番イライラする瞬間だ(笑)。
いや、イライラと言うか、なんかこう、アレだ。
脳が『クシャッ』とすると言うか…。
ちょっと上手く言えないが
俺の脳内世界を、俺が納得するように表現できるかどうかの
自分自身との真剣勝負とでも言おうか。

だから、そんな『下描きの前の下描き』の時には
絶対に音楽は必要ないのだ。
しかし逆に、作業的な部分には音楽は必要不可欠だ。

『下描きの前の下描き』も終えて、
ようやく原稿用紙に下描きをする時。
また、ペン入れやスクリーントーンを貼る時など
そういった『作業的』な事をこなす時。
そんな時には音楽をかけないとはかどらない。

俺のipod_nanoには、好きな曲ががっつりブチ込んである。
アニメソングが多いのが笑いを誘う所(笑)。
1000曲以上入っているipod_nanoをランダム演奏にして、
専用スピーカーにセットして音楽を流しながら
漫画制作の作業に没頭するのだ。

そして、最近気に入っているのが『波の音』。
これは本当にイイ。

音楽が無いと寂しいが、歌詞やボーカルが不要な時。
かと言って、クラシックでは高尚過ぎて疲れる時(笑)。
波の音というものは、非常に重宝する。

あの『ザッパ〜ン!』という波音を聴いていると
妙に気分がすっきりして、
それでいて安心するのは何故だろうか?

時々リラックスし過ぎて眠気を誘う事もあるが(笑)、
最近では特に気に入っており、波音をBGMにして
漫画の制作に取り組んでいる。

漫画も描きたいが、海にも行きたくなってきたなぁ。
海で漫画でも描くか…。
って、どっちかにしろ、俺よ(笑)。
いやいやいやいや。
それ以前に、砂浜で漫画描いてる奴が居たら
周りが引くからっ!

【今回の内容に関連する話】
俺の大事なお前の記憶が(俺の愛用しているipod_nanoの件)

入れる所と抜く所

漫画の制作をしている割には、
その関連の話が少ない(と思われる)、当ブログ『松風呂』。
たまには漫画制作関連の話もしてみようかと思う。

漫画の制作で心掛けている事は、何よりも『楽しむ事』。
それを常に念頭に置き、漫画制作に取り組んでいる。
俺はただの『素人』だ。
趣味の範囲である以上、漫画の制作が
『苦悩』につながってはいけないと考えている。

しかし、いくら趣味の素人漫画とは言え
漫画の制作をする上で『必要以上の手抜き』は
なるべくやってはいかんなぁと、俺自身がそう考えている。
だからと言って、体調を崩すほど制作に打ち込み
制作に尋常ではない時間と労力を費やすのもどうかと思う。

だが、その加減がなかなか難しい所で
『力を入れる所』と、いい意味で『手を抜く所』の
判断が非常に難しいと思うのだ。

どんなにがんばっても、漫画の制作にはある程度の時間を要する。
番外編はだいたいどれも長いので、更新速度を上げる為に
下描き(シャーペンによる線画)の状態で掲載している。
本編のような、ペン入れやスクリーントーンも貼っての
完成原稿よりは早く仕上がるが、
下描きの状態でも、一枚あたりの制作時間は約2〜3時間なのだ。
ひどい時には、『ひとコマ』で2時間以上を要する事もある。

ただ今制作中(2009年3月現在)の
番外編その4『LINK〜絆〜』でも、割と苦戦する場面が多かったが
その中でも一番困ったのが『車』。
まだ番外編その4を読み進めていない方が居られるかと思いますので
詳しい内容はここでは書きませんが、
とかく、たった『ひとコマ』の軽車両の作画に
約2時間半を要してしまった。
これには参った。

しかも漫画の中では、都合上ぼかしをかけている。
どうせぼかすのだから、細かく描いても意味が無い。
だから少々手を抜いていてもいいだろうと思ってはいるのだが、
気が付くと全力で描いている俺がいるのだ。

背景や小物は元々描くのは苦手だが、『車』は特に苦手だ。
とにかく『乗り物系』を上手く描けない。
その結果、悪戦苦闘を繰り返し、描き直しも数回。
結局たったひとコマに2時間半という時間を費やした。
(まだそれでも完成度は決して高くはないのだが…)。
2時間半とは、ページによっては一枚描き上がるだけの時間だ。

…むぅ、悔しい。
…悔しいな。
あの軽車両ひとコマで2時間半か。
悔しいぞ…(俺、しつこい)。

と、いう訳で。
せっかく2時間半かけて描いたのに、
漫画内では『ぼかし』をかけてしまった『軽車両』のコマ。
悔しいので、ここでもう一度そのコマを掲載しようじゃないか!
ここでは、ぼかし無しで載せます。
なんか『ぼかし無し』って言い方が妙にいやらしいです。
そう感じる俺が一番いやらしいです(笑)。

『軽車両』線画のみの状態
(※クリックすると別窓で画像が出ます)
『軽車両』加工後
(※クリックすると別窓で画像が出ます)

ちなみに、定規は使っていません。
フリーハンドで描いています。
ところどころ線が『ヘナヘナ〜』ってなってるのはそのせいです。
定規使えよ、俺!(笑)。
というか、曲線を描くのに使う『雲形定規』というのを
持っていないせいでもあります。
どのみち『雲形定規』を持っていても、
俺が上手く使いこなせないのは目に見えている!

いや、でもあれか。
これは逆にぼかして正解だったか…。
今、そんな気がしてきた(笑)。

いやいやいや。
何はともあれ、作画の力の入れ具合と抜き具合。
必要以上の『手抜き』は自分自身が許せないが、
ある程度にしておかないとキリが無い。

『力を入れるべき部分』なのか『力を抜くべき部分』なのか。
そのメリハリを付けて、自分で加減をしながらやらないと
どうしても全力投球になり過ぎて、
尋常では無い時間と労力を費やしてしまうのだ。
『質』より『速度』を重視しなくてはならない時もあるのだ。

しかし、自分が『これは全力で描きたい』という部分があれば
そこには力の限りを尽くします。
力を『入れる所』と『抜く所』。
その加減を忘れると『楽しんで』制作ができなくなってしまう。
全てを『完璧にし過ぎない事』。
時にはそんな『脱力』も必要ではないか。
少なくとも、俺はそう考えて漫画制作に取り組んでいます。

一番いいのは、少々力を抜いて描いても
それなりの質の物を描ける実力がある事なんだろうなぁ…(遠い目)。
そうなれるよう、これからも制作あるのみ。
弱音を吐かず、がんばれ俺!

…以上。
俺の『時間掛けた割りに目立たないコマって悔しいから、
ここでちょっと改めて見てもらおう!そうさ、そうだともさ!』
のお時間でした(意味不明)。

【今回の内容に関連する話】
『何の為にソレをするのか』(漫画制作において心掛けている事)

何の為にソレをするのか

俺の標語

上の画像。
一瞬『何これ?』と思われるかも知れない。
これ、俺の漫画制作専用机の横の壁にある
コルクボード(押しピンでメモ類を止めておく板)に貼ってある
いわば『俺の標語』だ。

『楽しんで。』

実に飾りっ気の無い淡白な言葉だが、
俺はこの言葉にあらゆる意味を込めている。
特に、漫画制作の前に必ず1回見るようにしている。
そして、自分自身に問い掛ける。

『漫画制作に楽しく取り組めそうか?』
『漫画制作を楽しんでいるか?』
その答えが自分自身の中で『否』であれば、
その時(その日)は漫画制作をしない事にしている。

毎度の事で申し訳ないのだが、俺の漫画制作の一番の目的。
それは『自己満足』だ。
自分の脳内に居る『サトルと微妙な仲間たち』のキャラクターが、
俺の脳内で繰り広げる事。
それを形にして自分自身が見て、安心しているのだ。

そして、もう一つ言うなれば一種の『現実逃避』である。

漫画を描いている時、それ以外何も考えない。
少なからずある将来の不安だとか、今までにあった嫌な事。
現在抱えているちょっとした問題。
そういった事を全く考えずに済む。
紙と鉛筆と少しの作業スペースさえあれば、
脳内世界のどこまででも行けるのだ。
空想の世界は無限である。
まぁ、現実逃避をしていても
いずれ現実世界に戻って来なくてはならないのだが(笑)。

しかし、漫画を描く理由の中でも俺が重視している事。
それは『楽しいから』だ。
やっぱり漫画を描くのは『楽しい』のだ。
時々『楽しくてしんどい』、略して『たのしんどい』時もあるが
それでもやっぱり漫画制作は楽しい。
俺にとっての漫画制作は
『楽しむため』にあるのだと思っている。

確かに、自分の思った通りの線が描けなくて
イライラする事も多々ある。
各キャラクターの顔が納得行かない事もしばしば。
時間が掛かっても納得行くまで描き直す。
それでもまだ納得いっていないのだが、結構妥協している(笑)。
それでいいのか、俺よ。

『そんな事どうでもいいよ』と言われそうだが、
俺の目標とする仕上がりに一歩でも近付きたい。
そんな気持ちがあるのだ。

そして、俺が一番避けたいと思う事。
それは『漫画を苦しんで描く事』だと思っている。

素人とは言え、レベルが低いなりにもそれ相応の『悩み』がある。
それが『苦悩』になってしまいそうな時
俺は絶対に漫画を描かないようにしている。

例えば、それを生業(なりわい)にしているのなら
多少の苦悩や苦労は付き物だ。
『お金を稼ぐ』という事は、決して楽な事では無い。
どんな事も『プロ』としてやって行くのは容易な事では無いのだ。

しかし、極論を言えば俺は『素人』だ。
漫画制作も趣味の一環であるし、それによる収入は無い。
だから尚更、漫画制作を苦しんで行うのは変な話だと思う。
楽しむ事こそ、素人の漫画制作の醍醐味ではないだろうか。

正直な話、俺の漫画はやり方が無茶苦茶だと思う(笑)。
やってはいけない事を山ほどやっているし、
作画の面でも不備を挙げると枚挙に遑(いとま)がない。
もはや『漫画』と呼ぶにふさわしくない物だろう。

しかし、俺の目的は『楽しむ事』にある。
技術うんぬんをあれこれと考えていたのでは
『楽しい』どころか『苦しく』なってしまうではないか。
それでは漫画制作の意味が無い。
素人なりの自由さで、好きなように楽しく漫画制作をする。
これ以外に何を念頭に置く必要があるだろうか。

だから俺は、この『楽しんで。』という言葉を見て自問自答する。
気持ちがモヤモヤしている時。
必要以上に落ち込んでいる時。
やたらとイライラする時。
そんな風に心が曇っている時は、漫画の制作はしない事にしている。

時々、そういった『負の感情』が逆に動力源になる事もあるが、
そんな時は思った通りの線が引けない事が多い。
やはり『漫画制作』は『楽しんで』行うべきなのだと思う。
少なくとも俺はそう思っている。

そして今回。
『まんが松』へお越し下さる方々に改めて感謝したいのは、
そんな俺の『素人漫画』でも
大変好意的な評価をして頂いている事です。

描いた物を誰かに見てもらえるのはとても嬉しい事です。
そして、もんのすごくやる気につながる事です。
あまつさえ『面白い』とか『好きだ』なんて言ってもらえたら
俺は調子に乗って天にも昇る気持ちです(笑)。

勝手気ままに制作、更新を続けている漫画ですが
それでも毎日誰かが訪れて下さって
あらゆる形で『松がんばれ』を伝えて下さる事。
俺は、本当に『サトルと微妙な仲間たち』を描いていて、
そしてサイトで公開して良かったと
改めてしみじみそう思う日々です。

だから、ありがとうございます。

人生も、趣味も『楽しんで。』
日々は良い事ばかりではないけれど、自分が楽しめる事。
どうかそれを『苦しむ事』にしてしまわないよう、
俺はこの言葉を自問自答しつつ生きて行こうと思う。

皆様も、楽しい事は精一杯楽しく。
大好きな事を『楽しんで』下さい。

最近、すぐに説教っぽくなるおいちゃんが言いたいのは
それだけです(笑)。

当時の脳内世界を知りたい

ほとんどがアホアホな内容のこのブログ。
たまには漫画制作関連の話もしようかと思う。
それというのも、ちょっとワケの分からない物を見付けたからだ。

俺の本サイト 『まんが松』。
大変ありがたい事に、今もその創作意欲は衰える事は無く
むしろ次はどんな風に話を描こうかと、
頭の中で整理をする事に精一杯の状態だ。
こんな時は一度落ち着いて、冷静に考察するのが一番だろう。

で、最近あらためて見直した俺の『ネタ帳』。
何かって言うと、まさにその名の通り
あらゆる『ネタ』を書きつづったノートだ。
『ネタ帳』とは言え、なぐり書きの極めて汚いものである。
もはや俺にしか分からん内容だ(笑)。

今からちょうど1年ほど前。
主要登場人物の考案も完了し
『サトルと微妙な仲間たち』の話を大まかに練り上げていた頃。
思いついた事や話の流れを、とにかくその『ネタ帳』に
書いて書いて書きまくっていた俺。
話の案や、ちょっとしたセリフ、場面や状況。
とにかく思い付くままに、そのノートに記入していた。

漫画を描く時、そのノートから話を拾い出しては肉付けをして行く。
書き込んであるセリフや場面の解説を見て、
『ああ、こういうの考えてたっけなぁ』といった感じで
頭の中でそれら物語の『断片』をつなぎ合わせ、
一つの『話』として構築する。

その『ネタ帳』。
先日改めて見直していたのだが、
俺自身、どうしてもワケが分からない記述を発見してしまった。
内容からすると、どうやら『話の案』だと思うのだが
その時考えていた内容がどうしても思い出せない。
その謎の記述はこれだ。

『サトルとさえないサラリーマン』

…何だろう。
何だろうな、これ。
俺に内容を教えてくれ、俺。
俺は当時の俺に俺の脳内世界を教えて欲しい。
『サトルとさえないサラリーマン』って、
絵面(えづら)的にも何だかすごい感じがするぞ。
何を考えていたんだっ、俺よっ!

…それにしても分からん。
大抵の場合、ネタ帳に書きなぐってある記述が一瞬分からなくても
しばらく経てば思い出せるものだ。
しかし、今回の謎の記述。
どうにもこうにも分からない。
当時の俺の脳内世界を知りたい。
本当に何なんだ、『サトルとさえないサラリーマン』って。

まぁ、俺にその話との縁があれば思い出す事だろう。
仮に思い出せなくても、それならそれで
忘れる程度のものだったと言う事だろう。
もし思い出しても、話としてまとまるかどうかは運次第。
漫画が描けるかどうかは『縁と運』。これに尽きる。
俺はそう思う。

それにしても。
当時、俺は一体何を考えていたんだろうなぁ…(遠い目)。
どこかで頭をぶつけたら思い出すだろうか。

一番イイ位置

今までにもこのブログで俺のこだわりについて書いて来たのだが
(特にこだわっているのが シャーペン作業台 だ)
更にこんなところでも俺のこだわりが爆発している。

何かって言うと『文字の位置』だ。
いわゆる、漫画本編での『セリフの位置』なのだ。
これ、結構ゆずれないこだわりで
こんな所にまでこだわっているから制作に時間が掛かるのだと思う。

漫画自体はアナログ、つまりは『手描き』なのだが
一部『Photoshop CS2』(フォトショップ)での加工も行っている。
セリフを入れるのには100%フォトショップを使用。
フォトショップは本当に便利で
俺の漫画制作には欠かせないツールとなりつつある。

で、セリフ。
その位置のこだわりがもう、自分でも『もっと適当でええやんっ!』と
突っ込んでしまうほどだ。
吹き出しに対して1ミリほど右か左かで悩む。
第三者が見れば1ミリの違いなどさほど感じないだろうし
どうでもいい部分なのかも知れないが、
俺にとってはその1ミリが大きいのだ。

俺は漫画そのものはもちろんの事、
『文字』も含めて『作品(漫画)』であると認識している。
文字の位置や大きさで、全体のバランスが変わるものなのだ。
それだけに、セリフを入れてみてしっくり来る
一番イイ位置を決めるのにこだわってしまい、
1ミリほど右か左かで悩む事になってしまう。

『1ミリ』にこだわっていると言うと神経質な奴だと思われそうだが、
それ以外の部分は案外大雑把で適当過ぎるほど適当だ。
適当な上に雑だし。
それなのに、漫画のセリフの位置に関してはウルサイ。
こういった『セリフの位置が1ミリ右か左かで悩む』という行為が
漫画の制作に時間がかかる要因となっているのだ。
これは改善の余地ありだと思われる。

そこで最近俺は考えた。
『1ミリ右か左か』で悩んだ時、もはや自分で決断出来ないのなら
何か別のものに決めてもらうのが一番ではないか。

1.『サイコロ』を振る
1ミリ右か左かで悩み始めた時、サイコロを振ってみる。
偶数なら右寄り、奇数なら左寄りなど
出た目によって位置を決める。

2.『ミリ判定士』を雇う
常に文字入れの時にそばで立っており、
俺がセリフの位置で悩み始めた時、どの位置が良いかを判定。
『ピッ』と笛などを吹いて指摘してくれる。

3.『屈強なレスラー』を待機させておく
近くに『屈強なレスラー』を配置。
俺がセリフの位置で悩み始めるとそいつに羽交い絞めにされる。
そうなると気が気ではなく、悩むヒマなど無い。

4.ラヴリーな『メイドさん』を待機させておく
俺がセリフの位置で悩み始めると、そばに居るメイドさんが
『右の方がよろしゅうございます、ご主人様』などと
笑顔でやんわりアドバイスをしてくれる。
俺はそんな風に言われたら逆らえない!

…どれもあれか。
どれもあれだな。
まだ1番のサイコロが一番妥当か。
っていうか、現実的だよな。

3番のレスラーは、漫画制作に命がけっぽくなってしまう。
4番のメイドさんに至っては、漫画制作どころでは無いぞ!(笑)。

下描きやペン入れなど
漫画そのものに時間が掛かるのはまだわかるが、
なるべく『作業的』なセリフ入れなどには
無駄に時間を取らないようにしたいところ。
そういう部分の時間短縮が漫画の制作速度に関わるのだ。

そんなこんなで制作している俺の漫画。
あらゆる事にこだわり過ぎるほどこだわっている。
くだらないこだわりなのかも知れませんが。

とにかくセリフの位置が吹き出しに対して
『1ミリ右か左かで悩む』というのだけは何とかせねばなるまい…。

| 1/2PAGES | >>

■暦(こよみ)

S M T W T F S
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< June 2017 >>

■プロフィール

■運営しているWeb漫画サイト

■最近の記事

■分類

■以前の記事

■ブログ内検索

■その他